雑貨ショップ A.C.R. zakka select shop 店主・kimama の 気ままな Blog
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TAKEO PAPER SHOW 2004
竹尾

TAKEO PAPER SHOW 2004 に行って来ました。竹尾という紙会社の展示会なのですが、様々なクリエイターの方々の作品が展示され、毎年ホントに楽しみなのです。今回のテーマは、触覚的な、あるいは触覚を喜ばせるという意味の「HAPTIC(ハプティック)」。紙好きの私としては、紙の新しい可能性が見えるような作品に惹かれました。 原研哉さんの「加湿器」、「水のパチンコ」。この2作品は紙に超撥水加工を施すことによって、紙の上で水が球体になることを応用したものです。
凹凸をつけた真っ白な紙の上にスポイトで水を落とすと、水はいくつもの水の玉に分かれます。その様の本当に美しいこと。「加湿器」はその水滴が自然に蒸発することによって、部屋を加湿するというもの。ナチュラルで優しさ溢れる発想とミニマムなデザインがとっても素敵でした。
「水のパチンコ」は傾斜をつけて置いた紙にスポイトで水を落とすと、紙につけられた凹凸によって水の玉が分かれたりくっついたりしながら、ころころと転がり落ちて、点数の描かれたホールに落ちていくというものでした。美しくて、楽しくて、ずっと眺めていても全然飽きません。私は紙は優しさを持っていると常に感じているのですが、原研哉さんの作品は、紙の優しさと凛とした美しさを再認識させられ、ホントに素敵でした。今日は雨だったのですが、素敵な作品達に出会えて豊かな気持ちになりました。
リサとガスパール 絵本原画展
リサとガスパール

Gaspard et Lisa(リサとガスパール)の絵本原画展を観てきました。
祝日だったので、お子様からご年輩の方々まで多くの人でいっぱいでした。

リサとガスパールは、犬でもウサギでもない、空想上の不思議な生きもの。
好奇心旺盛の二人が繰り広げる物語は、いきいきとした魅力がいっぱいです。
ドイツ生まれの画家ゲオルグ・ハンスレーベンと、
フランス生まれの作家アン・グッドマン、
公私ともにパートナーである二人がパリで創り出しているその絵本は、
二人の優しい眼差しが感じられとても素敵なのです。

原画展もやっぱりとても可愛かったです。
それに原画はなんといっても色彩が違いますね。
すごく美しかったです!
印刷ではあの色彩は再現しきれないですものね。
「私もイラストを描きたいなぁ」って気持ちがむくむくと沸いてきました。
何でもすぐ影響される、kimama でした。
奈良義智さんの『S.M.L.』
graf

奈良義智展『S.M.L.』を見るために、graf bld.に行きました。

grafの家具はやっぱりいいですよね〜。
眺めていると落ち着くし、凛とした雰囲気が素敵です。
工房の前でわんちゃんがくつろいでいるのも和みました。
「家具を自分で創れたら素敵だろうなぁ。」
家具職人や建築家も私の憧れの職業なのです。

奈良義智さんの『S.M.L.』が開催されていたのは、
gmのギャラリー。
奈良義智さんの個展は初めてだったのですが、
grafとのコラボレーションによって、
新たな一面を見たような気持ちになりました。

一通り見終わってから、
4Fのレストラン socrates でパスタなどをいただいて、
幸せ満腹で graf bld.を後にしました。