TAKEO PAPER SHOW 2004
2004.05.19 Wednesday
凹凸をつけた真っ白な紙の上にスポイトで水を落とすと、水はいくつもの水の玉に分かれます。その様の本当に美しいこと。「加湿器」はその水滴が自然に蒸発することによって、部屋を加湿するというもの。ナチュラルで優しさ溢れる発想とミニマムなデザインがとっても素敵でした。
「水のパチンコ」は傾斜をつけて置いた紙にスポイトで水を落とすと、紙につけられた凹凸によって水の玉が分かれたりくっついたりしながら、ころころと転がり落ちて、点数の描かれたホールに落ちていくというものでした。美しくて、楽しくて、ずっと眺めていても全然飽きません。私は紙は優しさを持っていると常に感じているのですが、原研哉さんの作品は、紙の優しさと凛とした美しさを再認識させられ、ホントに素敵でした。今日は雨だったのですが、素敵な作品達に出会えて豊かな気持ちになりました。